校旗
 
校旗
 
校章の由来について
 明治28年(1895年)に初代館長立花政樹先生が制定された。
  人間関係は衝突する時は三角の角が相撃って火の出るように相争い、又和親する時は三角の辺がぴったり付いて一線をなすようでなければならないというねらいがある。
  三稜はバランスのとれた美しい形であり安定感もある。それぞれの時代の教育目標や校訓を三つ設定して、伝習館教育すなわち三稜精神の育成をめざしてきた。
 
 
校歌
 
校歌(星座よ輝け)
 
校歌
 
旧 伝習館高等学校校歌
 
佐藤春夫 作詞  信時 潔 作曲
 

一 伝へて習ふ古の 聖の道のゆかしさよ
   若人の夢清くして 道永久に新なり 伝習館の学徒われ

二 真理を探り美を追へる 若人世々にあと絶えで
   道を求めて慕ひ寄る 遠近の友二千人 伝習館の学徒われ

三 有明の海むらさきに 雲仙かすむさみどりの
   柳川の地の城内に 夏校庭の夾竹挑 伝習館の学徒われ

四 秋筑後路の枦紅葉 風情は似たりわが同朋の
   学びに燃ゆる志  げに南国の血ぞ熱き 伝習館の学徒われ

五 花たちばなのかげに伏し カはうちに養へば
   鳴かず飛ばざる三年経て 雄飛を誓ふ者や誰 伝習館の学徒われ

 
 
伝習館準校歌
 
安藤正雄 作詞

一 白雲なびく雲仙の 山崇高の精をとり
   蛟竜ひそむ有明の 海雄大の気をうけて
   ここ清境の学び舎に 齢は移る幾春秋

二 花橘のその蔭に 融和の泉湧き返り
   希望に燃ゆる若人が 自然の精気身に受けて
   向上の主義自治の精 かざして進む我が理想

   (中略)

六 ああ筑紫野の朝ぼらけ 岸辺に立ちて我呼べば
   混沌の雲影失せて 昇る朝日に血は躍り
   平和歓喜の色みちて 豪気天地に溢るかな

 
 
柳河高等女学校校風振興歌
 
北原白秋 作詞  山田耕筰 作曲

一 水の郷 水の郷 わが柳河の 葦の葉の
   さやけき響 そのみどり そよげ 光よ涼風よ
   思へ 朗らに新らしく 見よ さやさやしこの歩み
   処女 処女 水の処女 吾等若し

二 水の郷 水の郷 わが産土のたちばなの
   ましろき蕾 その芽立ち 匂へ 南の星の座に
   まもれ 心に香はしく 世にすがすがしこの誠
   処女 処女 星の処女 吾等正し

三 水の郷 水の郷 我が学び舎の青柳の
   ゆかしき姿 その撓り 立てよ 霞にほのぼのと
   秘めよ カを根に強く また夢みましこの母校
   処女 処女 春の処女 吾等優し

 
 
柳河高等女学校校歌(花咲き実る)
 
 
橘蔭寮歌(滴る花の)
 
 
←音楽は「伝習館校歌集』CDより掲載しました。